昨年秋、がりがりで衰弱しきった子猫が保護されました。
手を差し伸べてくれたのは、昨年2兄弟の家族になってくれた里親さん。
何とかしたくても、預かり宅があふれかえってどうにもならない私たちを気遣って、自ら介抱を始めてくれました。
でも、あまりにも衰弱が激しく、目もくっついて見えていない子猫を前に、戸惑いの連続・・・
それでも、ようやく先住さんと仲よく遊び始めた矢先、
再び具合が悪くなりました。
検査の結果、母子感染の猫エイズ・・・
猫エイズは、発症しなければそのまま過ごせますが、一度発症すると死に至ることもある難病です。
感染防止のため、仲良くなった子猫仲間とも遊べなくなりました。
子猫にとってそれはとてもさみしいこと・・・
それでも、おだやかな環境を整えて見守っていましたが、やがて立ち上がることも、ご飯を食べることもできなくなっていったのです。
足先は冷たく、突っ張ったようにひきつってしまい、マッサージをつづけるしか・・・
小学生の娘さんと、お母さん、懸命の介護の日々。
目の前で慈しんでいる子が弱っていくのは何よりもつらい現実・・・
そして今日!!
なんと起き上がってご飯を食べてる!!
丸くなって日向ぼっこしてる!!
くっついてはいても、しっかり目を開いてる!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
☆☆ 奇跡が起きました ☆☆
暖かさが後押ししたのか、体力が少しついたのか!
寝たきりだった姿からは想像もつかない(´;ω;`)ウゥゥ
おぼつかない足取りではありますが、自力で歩くこともできています♡
あきらめないで、手を尽くしてくれたご家族に
チェロちゃんも一生懸命こたえてくれたのでしょうね。
まだまだ、予断は許しませんが
「これからどれだけ維持できるかですね(^^;)
娘と二人でリハビリ頑張っていきまーす!」
そんなお便り♡
一番最後に、つらい時の写真があります。
でも
「チェロの生きてきた証だから」
と送ってくれました。
現実から目をそらさず、逃げず、向き合ってくれていることが伝わってきました。
「看る」とはこういうことだと改めて!
小さなチェロちゃんのくれたものは、きっととても大きいでしょう♡
これからもっともっと元気になってたくさん遊べますように(祈)