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★Δ☆甘えん坊ハラちゃんのお話★Δ☆

4年5か月前、保護されたハラちゃん 

白茶トラの大きな男の子。

 

とにかく甘えん坊で、ずっと膝に乗っていたい

そして、赤ちゃんのように、袖や服にくっついて

チューチュー吸ってる(^^;)

独りぼっちになると、親を探すときのような

独特の呼び声で・・・

そんなかわいらしい子です。

 

依頼主さんから預かった後、背骨の曲がりが気になり・・・

検査の結果、骨盤が折れて曲がり、恥骨はどこに行ったのか影も形もない。

しびれるか、痛いのでしょう・・・ずっと左の腰をなめ続けて、大きく剥げてしまいました。

 

発見された時はすでに癒着していてどうしようもない。

内臓の損傷が少なかったのか、我慢しながら生き延びていたのでした。

 

やがて狭くなった骨盤のせいで排泄困難に。

先生の協力で大手術をしていただき、食事に気を付ければ通常の生活ができるようになりました。

 

でも、手負いの状況が長かったからか、他の猫をとても警戒します。

どうしても一緒にはいられない。

彼が傷を負ったのは、おそらく、生後1年未満だったと思われ、本当につらい怖い思いをしながら、過ごしたためかもしれません。

 

一緒にいてあげたいのに、預かり猫がたくさんの環境で、単独の部屋を用意すると、どうしても孤立してしまいます。

悲しそうに呼ぶ声に答えてあげることもままなりません((+_+))

 

ご飯の時間、扉の前でずっと待ってる

少しでも座ると、抱っこしてほしい

部屋を出ると、帰ってきて、と呼んでる

 

腰をかばって高いところに上ることや、いたずらもせず、

ただ、来てくれるのを待ってます。

 

一緒にいると、たくさん話しかけてくれる楽しい子です。

どこかに彼だけを見つめてくれる環境があればいいな・・・

 

 

「令和」の世に願ってみます(#^^#)