4年5か月前、保護されたハラちゃん
白茶トラの大きな男の子。
とにかく甘えん坊で、ずっと膝に乗っていたい
そして、赤ちゃんのように、袖や服にくっついて
チューチュー吸ってる(^^;)
独りぼっちになると、親を探すときのような
独特の呼び声で・・・
そんなかわいらしい子です。
依頼主さんから預かった後、背骨の曲がりが気になり・・・
検査の結果、骨盤が折れて曲がり、恥骨はどこに行ったのか影も形もない。
しびれるか、痛いのでしょう・・・ずっと左の腰をなめ続けて、大きく剥げてしまいました。
発見された時はすでに癒着していてどうしようもない。
内臓の損傷が少なかったのか、我慢しながら生き延びていたのでした。
やがて狭くなった骨盤のせいで排泄困難に。
先生の協力で大手術をしていただき、食事に気を付ければ通常の生活ができるようになりました。
でも、手負いの状況が長かったからか、他の猫をとても警戒します。
どうしても一緒にはいられない。
彼が傷を負ったのは、おそらく、生後1年未満だったと思われ、本当につらい怖い思いをしながら、過ごしたためかもしれません。
一緒にいてあげたいのに、預かり猫がたくさんの環境で、単独の部屋を用意すると、どうしても孤立してしまいます。
悲しそうに呼ぶ声に答えてあげることもままなりません((+_+))
ご飯の時間、扉の前でずっと待ってる
少しでも座ると、抱っこしてほしい
部屋を出ると、帰ってきて、と呼んでる
腰をかばって高いところに上ることや、いたずらもせず、
ただ、来てくれるのを待ってます。
一緒にいると、たくさん話しかけてくれる楽しい子です。
どこかに彼だけを見つめてくれる環境があればいいな・・・
「令和」の世に願ってみます(#^^#)