ほとんど毎日、猫の遺棄・飼いきれなくなった犬などの情報が入ります。
遺棄される猫(子猫も成猫も)、家庭にいながら愛を受けられなくなった動物たち。
そして、飼えなくなった と居場所を追われるもの・・・。
彼らは、「いらない」 = 「消える」
わけではありません。
捨てられた猫たちの末路、たとえ子猫でも最期の瞬間まで生きようと必死にもがいています。
それを簡単に行う人がいる一方、事実を知った人がどれだけ苦しむか・・・
今の日本ではその苦しさを発信するより、「迷惑」という意見が強烈で、
丸ごと存在を認めることができていません。
絶えない虐待や、面白半分の動画投稿など、その卑劣さは度を増しています。
そんな中、6月12日
5年ぶりに「動物愛護法」(通称)が改正されました。
根強い業界団体の反対で、法律ができてからも移行期間などとしてなかなか実施されない情けない状況ではありますが、一歩づつ進んでいます。
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***改正内容 一部***
動物虐待に対する罰則の引き上げ
*殺害や傷つけた場合
懲役2年、罰金200万円 ⇒ 懲役5年、罰金500万円
*虐待・遺棄
罰金100万円 ⇒ 懲役1年、罰金100万円
出生後56日(8週)を経過しない犬又は猫の販売等を禁止
(一部日本犬を除く)
マイクロチップの装着・登録を義務化
(犬猫の繁殖業者等、飼い主は努力義務)
この飛騨の地、まだ、当たり前のように、
「山に捨ててきた」「川に流した」「処分してやった」
などが公然と行われています。
また 「とらばさみ」「とりもち」などのワナをはじめ、
毒性の強い薬品を撒いて、足についた猫がそれをなめて亡くなるように仕向けるなど、「野良猫退治」と称する違法行為がまかり通っています。
それを知って苦しむ人の多いこと!!
でも、ほとんどが近隣であったり知り合いであったりするため
表ざたにすることをためらって、一人で悩んでいます。
「それは間違っている」
「彼らがいて当然」
「エサやり禁止ではなく、繁殖防止を」
勇気をもって声を上げていきませんか?
「クールジャパンがこんな風だと思わなかった」
という外国の方からの声もあります。
お金だけ出せばだれでも簡単にあらゆる動物が手に入る日本。
ワシントン条約違反の密輸、その行く先は圧倒的に日本が多いという恥ずべき状況も。
それだけでも国際的には、遅れた奇異な国なのです。
そこに、幼齢や血統、品種にこだわる日本独特の感覚。
生き物の存在価値を今一度、根本から見つめ直す時が来ています。
そこに存在するだけで、たくさんの奇跡と、母親の献身的な子育てがあってこその命たち。
母から子を離した後、泣き叫びながら子どもたちを探す姿には、人間との差などありません。
今一度、この世にある命を、人と同じ価値のあるものと見つめ直すきっかけになることを、切に願っています。
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1、写真一枚目は、車通りの多いところで、雨の中ずぶぬれになってたたずんでいた子猫。
たまたま通りかかった、里親さんの依頼で、翌朝メンバーがローラー作戦。
無事に保護できました。
2、2・3枚目は、山際にある施設脇に、エサの袋ごと捨てていかれた3兄弟。
声を確認してから2日後、2匹の女の子はぐったりして動けなくなっているところを保護。行方が分からなくなっていた男の子は翌日になって、発見してくれた施設の職員さんがみんなで探してくれ、奇跡的に保護してくださいました。
一人が行う遺棄、どれだけ多くの人が心痛めることでしょう。
遺棄の前に相談を!
声を上げやすい、相談場所を作りたい!!
それが、悲惨な末路を阻止する力になれば(#^^#)
そんな思いの 犬猫相談サロン!!
https://readyfor.jp/projects/mofuhida
もう少しです!! よろしくお願いいたします<m(__)m>