令和3年のお正月明け
頂いた電話。
親族の一人暮らしの男性が入院、
自宅に猫が残されている(=^・・^=)
聞けば御年17歳のおばあちゃん!
昨年暮れから入院している飼い主さんとは
長い間、人と猫の二人暮らし。
飼い主さんの病状は、まだ何とも不透明。
以前に入院された時も、今回も、毎日ご親戚の方がご飯をあげに通っておられたそう。
ただ、17歳のおばあちゃんが、この寒さの中、
暖房もない家で独りぼっち・・・
人がいなくなった家の冷たさ、寒さは格別です。
氷点下になれば当然、水だって凍ってしまう。
何より飼い主さん、きっと気がかりでしょう。
私だったら、療養どころじゃないかも💦
ご親族の方と迎えに行くと、中から「ニャーッ!!」
懸命に呼ぶ声が!!
想像よりも若々しい姿からは、
大切にされていたことが見て取れます(#^^#)
検診、ワクチン接種を終え、預かり宅へ。
場所移動は、猫にとってこの上もないストレスです。
最初は、ご飯も食べないことが多いもの。
しかも、一匹で過ごしてきた子にとって、
たくさんの保護猫がいる環境は厳しいものです。
ところが、おばあちゃん
さして動揺もせず、ご飯をパクパク(*^▽^*)
今まで使っていた毛布、ご飯、トイレ砂、
できる限りそのままの感覚でいられるように用意しました。
馴染めなければ一気に老け込んでしまうのは目に見えています。
まず最初は上々💛💛
徐々に馴染んでくれたら、フリーにできるでしょう。
猫たちって不思議です。
安定した環境にいる子たちは、高齢や、衰弱している猫に対しては、攻撃などはしません。
力が拮抗していると喧嘩にもなりますが、
明らかにハンディがあるものに対しては、
反応しない
世話を焼く
のどちらかが多い気がします。
攻撃性や、警戒心は、過酷な環境で生きるためだけに発揮されるものなのかもしれませんね。
17歳のミーコちゃん
飼い主さんの回復を待ちながら、ゆったり過ごしてくれますように(*^▽^*)
今回大活躍なのは、ずっとホローをし続けてくれたご親族。
暖かい関係性に感謝です!!
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こうした支援の受けられない子が、独りぼっちになる事例が後を絶ちません。
犬や猫などと暮らすときは、
「もしもの時」
を十分に考え、備えていただけることを願っています!!