連休中も、TNRに向け走り回っています!
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そして、写真の子たちは手術後、帰るところがありません。
ちょうど1歳になったばかりの兄弟(=^・^=)
緊急に里親さん募集となりました!
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1.Trap(トラップ)= 捕獲する
2.Neuter(ニューター)= 不妊手術
3.Return(リターン)= 猫を元の場所に戻す
このセットが『TNR』
これは、「一代で終わる命を地域で暖かく見守る」
ための第一歩であり、
不幸な猫を増やさないための、今のところでき得る唯一の方法と言われています。
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『不幸な猫』とはなんでしょう?
「猫はもともと外で勝手に生きてる野生動物じゃないの?
生きるも死ぬも自然で、人が手を出すのはおかしいでしょう?」
よく言われます。
これは、一部正解ですが、大幅に間違っています。
普通の猫はもともと、人間の周りで、ネズミ捕りをしたり、時に愛玩されたりしながら、共に生きてきた
「イエネコ」という種類です。
その生態は人との共存であり、人から離れた山の中や、無人のところで生きられないそうです。
つまり、野生動物ではなく、そういったところでは捕食対象ですらあります。
人が短期間で変えてしまった生活様式は、
共存の基本である、彼らの仕事も身を寄せる場所も奪い、
猫は邪魔者になってしまいました。
わたし達がTNRをお勧めすると、高い確率で、
「もう戻さないでくれ!」
と言われます。
「戻すなら、また捨ててくる!」
と脅されることさえあります。
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捨てる場所
*人のいない山や河川敷ならいいだろう*
=上記の理由で不可(濡れないように必ず建物も必要です)
*猫がたくさんいるところならいいだろう*
=ほかの猫の縄張りには簡単に入れず、排除されて放浪するだけです
家族が争っていることも少なくありません。
捨てられたり居場所を追われた彼らが、どのように衰弱して死んでいくのかを想像できる人が心を痛め、食事もできないほど苦しんでいます。
その横で、彼らの営みを邪魔と感じる人が、近所迷惑、の名のもと声高に責める姿を頻繁に見ます。
想像力や感受性の強い人は、想像だけで本当に傷つきます!
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の一つとも。
感じられないからと言って、否定してはいけない。
家族を傷つけてまで、その小さな短い命を排除しなければならないとは、何と悲しいことでしょう・・・
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そしてTNRで戻ってきた猫は???
食事、トイレ、寝床を決め、管理します。
置きエサが腐敗したり、ほかの動物を集めたりしないように、
糞尿による苦情がでないように。
落ち着ける場所を用意して徘徊を防ぐのも大切です。
そして・・・
そのような環境が無い場合、寒さが厳しいこの地方では、
冬を越すことは大変難しい。
冬に体力を使い果たし、春先に亡くなる子も珍しくありません。
昨年、TNRを行った親子5匹
今は、子猫が1匹残るのみ・・・それが現実です。
外で暮らす猫たち、想像以上に儚い命++++++
たまに奇跡的に数年生きる子もいますが、ほとんどが1年以内に亡くなっています。
個体が弱い猫たちは繁殖力だけで種を保っている、だからこそ手術が有効、それがTNRの仕組みなのです。
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『動物愛護法』
これは、動物と正しく接することで、人の心をも守るためのものだと考えています。
思いやり = 想像力
を働かせて、暖かな地域、家庭ができますように(*^▽^*)
皆様のご理解とご協力をお願いします☆