週末実施した今年最後の外ネコさんたちの不妊手術
この日のために、いろんな工夫を凝らして保護した子たち。
猫にとって、「捕まる」とは、何をされるかわからない
それこそ命がけで逃げなきゃならない一大事です。
時間をかけて少しでも恐怖を与えないように準備することがとても大切です。
そして何より、手術後の体を温かく迎えてくれる地域がなければなりません。
彼らは、一代で終わるかけがえのない命。
しかも、どんなに気を付けても外の過酷さは、現代人の想像をはるかに超えています。
外猫の子育てがどれほど大変か、大きくなっていること自体が奇跡であるのことを実感している身には、文字通り
「かけがえのない!!」
この冬が越せるかな・・・
春を迎えることができるのかな・・・
そんなはかない命たちを、せめて数か月、数年、幸せに穏やかに過ごさせてあげてほしい。
ほんの少しの居場所と、ほんの少しのご飯があれば・・・
たったそれだけなんです。
敷地に入るだけで怒らないでください
倉庫の片隅を借りることを許してください
捨ててあるものをいただくことを咎めないでください
人一人、本当はそんなに広いスペースも、捨てるほどのご飯もいらないはず。
彼らを思いやる心は、困っている人を思う心と共通です。
真冬に向かうこの時期、どうかどうかお願いしますm(__)m
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今回もやっぱり、帰れない子がいます。
最初の写真の白三毛ちゃん。
人にすり寄ってくる穏やかな子。
毎日少しのご飯を求めて、寒い北側のえさ場で待ち続けていました。
でも、そこは80代の方のおうち。
ご本人も体調がすぐれず、これ以上は無理。
ただ、この子が待っていると思うと気が気でない
成猫の里親さんはなかなか決まりません。
しかも、感染症リスクも高い・・・
もう満杯をはるかに超えている私たちにとって、受け入れは相当な覚悟が必要。
かといってこの寒空・・・
「いいよおいで」
幸い、エイズ白血病は陰性。
ご縁を願いつつ、一緒に過ごすことにしました!!
ちなみに預かり中は、メンバーみんなで個別管理記録を共有しています。お世話にむらができないよう、少しの変化も見逃さないよう、臨時だからこその配慮がたくさん必要ですよね
戻してしまえば、おなか一杯食べる機会は二度とないかもしれない。おいしいご飯も一生食べられないかもしれない・・・
せめてこの時だけでも
そんな思いで接しています。
実際、重い病気が見つかることも少なくありません。
それによって治療になることもあります。
この写真の子たち、どの子も厳しい環境です。
顔半分の色が違う三毛ちゃんと、黒猫さん以外は全部今年生まれの子猫です。
何とか救われる方法はないものか・・・
毎回悩むばかり()
せめて温かい目で、手を差し伸べてください!
どうかどうかよろしくお願いしますm(__)m