8月末、保護された女の子は、車にひかれ骨盤と左後ろ足、しっぽの付け根などたくさんの骨折と、顔は打撲ではれ上がっていました。
”ナツ”と名付けられたその子、まだ生後2か月ほどでした。
9月1日には、無理をお願いして岐阜から来ていただいた先生と地元の先生が力を合わせて、手術にあたってくださいました。
幼くて柔らかい骨は、つなぎ合わせに難航。
大変難しい手術だったそうです。
小さなナツ、心のケアも必要でした。
普段は人気のない場所に捨てられたと思われる彼女。
幼い身に生きるすべはなく、ようやく出た排泄物は、泥と枯草でした。
真夏、お腹をすかせ、極度の脱水・・・
土や草を口にするしかなかったのでしょう(´;ω;`)ウゥゥ
そんなチビちゃん、人が怖い💦
当然ですよね…
人の仕打ちを詫びながら、信頼を取り戻してもらえるように、不自由な体を撫で語りかけつづけました。
経過検査、抜糸、など容体を見ながら、順調に進んでいたものの、11月には急な発熱で、夜中に岐阜市の夜間救急病院に飛んで行ったことも!!
ここのところ、体が大きくなり、先週には不妊手術を受けるまでに回復!
最近では、同居の先輩たちにちょっかいを出したり、遊びに誘ったり、
おてんば娘全開になってきました(^_-)-☆
まだ、知らない場所や初めての人は怖くて、ガタガタ体が震えだしてしまいます。
でも、一緒に暮らす家族には、ずっと足にまとわりついて離れません。
あまりにも足元にくっついているので、つまずいてしまうこともしばしば💦
そんな時は、骨に響かないか心配で焦ってしまいますが、彼女からしてみれば、
人の足がお母さんなのかも???
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手術の際には、たくさんの方から応援をいただきました。
お一人お一人にご連絡するすべもなく、大変失礼とは存じますが、
この場を借りて心よりお礼申し上げますm(__)m
小さな体に大きな手術、その後うまくいくかもわからず不安ばかりだった私たちですが、皆様の応援に励まされ何とか乗り越えることができました!
体の中にはたくさんの金属が入ったままです。
まだまだこの先気を付けていかなければならないこともありますが、
ナツが経験したいろんな思いを、幸せと安心に変えていけるよう、これからも大切に接していきますね!!
改めて、みなさまの応援ありがとうございましたm(__)m
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