●シロミ（白三毛・メス・2017.4生まれ
●アケミ（顔に黒ブチの白三毛・メス・2018.4生まれ）
2年半前の4月、11匹の仲間と共に保護されました。
ご飯をくれていたのは一人暮らしのおばあさん。
1人では暮らせなくなり、引っ越していかれました。
室内で飼っていた数匹は、引き継いでくれる人もなく保健所へ。
外にいた子たちは突然、家にも入れず、ご飯も無くなってしまいました。
兼ねてから近隣では苦情の種となっていた彼らは、守ってくれる人を失い追い出される毎日。
お腹を空かせてやっとで探し当てたご飯は、ワナでした…
迷惑とする近隣が片っ端から捕まえて山奥に捨ててくる…
山では猫は生きられません。食べるものもなく、野生動物の餌食になるか衰弱死しかない…
それをみかねた方から、なんとか助けて欲しいと連絡が入りました！
捨てられてしまった子は助けることができませんでした
警戒心の少ない懐いていた子ほど捕まり、犠牲になってしまったんです！
人が怖くて仕方ない、必死で威嚇する姿は、それまでの仕打ちを物語って、切なくなります。
猫は安定した環境では甘えん坊そのもの、どの子だって安心して甘えていたいんです！！
小さな体での精一杯の抵抗を見ていると、人の冷たさに情けなくなる…
お気づきですか？
これは、そのおばあさんに向けられていた視線そのものだということを！
迷惑の理由はあるでしょう。
でもそれは命を取るほどのもの？？
避妊手術さえしていれば、誰かが手を貸して
いれば！
室内の子だって処分されずに済んだでしょう(´･_･`)
初めは怖くて仕方なかったシロミちゃんとアケミちゃん。
ずっと震えていました(T ^ T)
若くて食いしん坊のアケミちゃんが先に、言葉の代わりに差し出すご飯を理解してくれました
少しづつ距離を詰めていくアケミちゃん。
お腹に6匹の赤ちゃんがいたシロミちゃんは、恐怖で固まったまま…
でも、その穏やかな性格は、他の猫さんたちに大人気となり、次第にみんながくっついていく存在に。
今では、小さなベットにいつも誰かがぎゅうぎゅう入ってシロミちゃんにくっついています。
少し怖がりさんなのは彼らの生きた証。
こんな経験をしても、それでも人を許してくれた素敵な親子です。
これからのニャン生は安心して過ごして欲しい。
晴れた日は窓際の日向で暖まり、寒い日はくっつきあって猫団子
とてもまったりで癒し系な親子です♪
シロミちゃん、アケミちゃんは預かり宅にて面会ができます
ぜひ一度会いに来てくださいね♪
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