先日お伝えした、冬子さんの旅立ち
思わぬ方から弔いのお花が届きました。
たくさんのご飯の段ボールの中
???
雰囲気の違う箱
送り状には、
「もふっこひだ 冬子様」
出てきたのは、かわいらしいアレンジの生花
送り主は他県のKさんでした。
Kさんとは、お庭のたくさんの外猫について相談を受けたのがご縁。
大けがをした子もいて、どうしたらいいのか悩んでおられました。
結局、その子たち全部受け入れ、けがの治療も頑張ってくださっています。
そんな大変な介護の最中、冬子さんの話がでて・・・
ずっと気にしてくださっていたそうです。
私たちのこともずっと応援してくださっていましたが、
今回
「他のたくさんの子のことがなければ、冬子さんを受け入れたいと思っていた」
というお気持ちをうかがってびっくり!
遠く離れていても、思いを寄せてくださっていたんですね!
人よりずっと短く儚い生涯、その多くは人知れず亡くなっていく猫たち。
「そこに存在した、最後の最後まで生きようと懸命に頑張った命があった」
その事実を認め、記憶してもらえること、生き物としてなんだかホッとする幸せな事のような気がします。
そんな記憶を持っている方は時として辛いかもしれませんが、それもまた自分自身の歴史の一つ、人生の厚みなのかもしれません。
Kさんからは、
「毎年、冬子さんが保護された冬至には、思い出しますね」
と添えられていました。
この活動はたくさんの子に出会います。
家族が見つかる子、残っている子、そして亡くなってしまう子。
どこ子もこの世に生まれ、まずお母さんが必至で育て、本人も懸命に生きた。
その生涯を、意味あるものにしたくて、意味ある名を贈るようにしています。
………スタッフによって名前のチョイスは色々ですが(#^.^#)……
遠く離れたところから寄せられる想い…
その温かさは、私たちにとって心の支えとなり、預かりっ子たちへ愛情として注がれることになります。
真っ白の冬子さんが結んでくれた思いは、彼女がいなくなってなお繋がっているんですね。
改めて、私たちのところに来てくれてありがとう(#^^#)
安らかに♡