昨年の9月、兄弟でやってきた3匹の子猫。
れんくん、コンくん、いちごくん。
兄弟が住んでいた地域は、猫を嫌う人たちが多く、車も頻繁に行き交う危険な場所でした。
このままでは命が危ない!
悲惨な姿は見たくない、でも保護はできない。
困り果てて友人と相談、保護依頼が来ました。
当初は、とても受け入れる余裕がなく、増えないように手術をしてお返しするお話をさせていただきました。
でも、いざ帰そうとなった時、
もう今後はご飯はやらない!
関わらない!
と
「餌をやるから悪い!」
と当事者を責めることが横行しています。
でも、この世に生まれた命、必死で生きようとすれば、自然の餌がない今、ゴミあさりなと、かえって迷惑になってしまう。
ご飯をあげて、手術をする、見守る
これが唯一、迷惑をかけない方法なんです。
それが理解されないと、
「もう関わりたくない」
となってしまいかえって問題を大きくしてしまうのです。
…そんな場所に帰すことはできない…
悩んだ挙句、受け入れを決めました。
保護した時には生後4ヶ月ほど。
迷惑がられ、嫌われていたために人が怖い3兄弟。
時間をかけながらゆっくりゆっくり。
常に家族がいる居間で、可愛いよ、大好きだよ、を伝え続け…
少しずつ、人がいても落ち着いて暮らせるようになりました。
でもまだ怖さが抜けきらず、人馴れも完全ではない状態の頃。
3兄弟に声をかけてくださった方が
実はその方、預かり宅にて別の猫たちとの面会でしたが、後日もらった連絡では3兄弟を迎えたい!とのこと。
しかも1匹だけではなく、3兄弟一緒に!と
まだ甘えるほど馴れきってはいなかった兄弟。
そこを含めて、迎えたいと声をかけてくださった里親さん。
感謝でいっぱいです
あんなに人を警戒していた3兄弟。
こんなリラックスした表情を見せてくれるなんて
里親さん家族を信頼して、安心して過ごしている証拠ですね!
"猫たちは家庭に入ると変わっていく"
このことを再認識した、素敵なご縁でした
警戒心MAXの子でも、安心できる環境さえあれば、少しずつ心を開いてくれます。
最後にはみんな甘えん坊さんに
この変化を楽しむことも、猫との暮らしの醍醐味かもしれません
れんくん、コンくん、いちごくん
これからも兄弟ずっと一緒!
たくさん遊んで甘えて楽しい毎日が待ってるね♪
仲良く幸せにおめでとう(*^^*)!