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☆懸命に カッツェ君☆

 
手術のために保護された多頭飼育崩壊現場からのお母さん。
翌日に生まれたのは4匹の赤ちゃんでした。
最初の子はすでに亡くなっていましたが、後の3匹は懸命におっぱいにくっついていました。
ただ、2番目に生まれた白茶ちゃんの後ろ脚は、萎えたまま。
 
お母さんは、知らないところに連れてこられたショックで、子育てどころではありません。
それでも、母乳には人工のミルクでは補えない大切なものがたくさん含まれています。
少しでも飲ませてあげたい!
 
生まれた日は、白茶ちゃんも前足だけを使って上手にお母さんのお腹に潜り込んでいました。
でも、昨日は、月一回の一斉手術日。
スタッフが一日中バタバタ走り回ってる・・・
少しでも落ち着ける場所に、と移動していたものの、やっぱり慣れない環境でさらに重なった異変。
気づくとお母さんは逃げ出したいばかりになっていました。
 
ようやく手術が落ち着いたのは夜。
白茶ちゃん・・・朝より小さくなってる💦💦
急いで自宅に連れて帰り処置を施しましたが、先の兄弟のところに行ってしまいました。
 
早々に人工保育に切り替えていれば・・・
もっと静かなところに移動していれば・・・
手術日じゃなかったら・・・
 
後悔や反省が駆け巡り押しつぶされそうになります。
100頭を超える預かり猫がいる以上、お別れや看取りは覚悟しなければなりません。
でも、ひとつとして同じことはなく、その都度反省ばかり。
どんなに悔やんでも命は戻りません。
次に生かすしかない。
わかってはいるんですが・・・
 
懸命にお母さんのおなかに潜り込む姿
一生懸命鳴いて呼んでいる姿
コロンと眠ってる姿
 
そして、柔らかなぬくもり
 
どうしても瞼に、手のひらに焼き付いて離れません。
 
普段は火葬に行くのですが、この世の滞在時間の短さがあまりにも不憫で、それを早期に対処できなかった自分が情けなくて、あの場所の、大きな空間に一人ぼっちで置いてくることができなくて、自宅の庭に埋葬しました。
もう少しだけ、この世の中に触れてくれるかな・・・
 
浮かんでくるたくさんの姿からは不釣り合いな、2日半という命。
私たちのシェルター、もふ☆カッツェで生まれた白茶ちゃん、たぶん男の子。
カッツェと 名を贈りました。
 
生きているうちに呼んであげることはできなかったけれど、庭のもみじの根方に呼び掛けることにします。
 
皆様に応援いただきながら、このようなことになってしまい、本当に残念でなりません。
残る2兄弟とお母さん、そして同じ場所から来た9匹。
まだあの場所に残ってる子たち。
何とか今までの分も幸せになれるよう、全力で里親募集と環境調整に当たります!!
 
どうか皆様のお力をお貸しください。
1匹でも里親さんにつなげたい!
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
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