今から、8年半前保護されたハラちゃん
検査で、骨盤骨折(一部粉砕)、背骨もゆがんだまま癒着していることが判明
便が出にくく大腸が広がって、便秘に苦しむことになってしまい、骨盤を広げ固定する手術を受け、排便管理をしながら暮らしてきました
でも、腰が安定せず飛び上がるのが苦手
左腰のあたりに痛みがあるのか、ずっとなめつづけ毛が生えなくなりました
とても甘えん坊で撫でてほしいけれど、ちょっと長いと「ガブッ!」
両手両足を咬まれ数針縫う羽目になったことも
他の子と一緒にするのも難しく、単独室
事故後どんなにつらい思いをして耐えていたのか、その行動や反応から想像できます
交通事故か、後ろから強い力で衝撃が加えられた状態だそう
放置しないでほしかった…
昨年から、多飲多尿が見られ腎機能が落ちてきていました
その後ご飯が食べられなくなり、ようやく上向きかかったと思った矢先、ほとんど動かなくなり、呼吸菌難に
腎機能低下だけでなく、重度の肺炎、心臓病、胸水が溜まっている状態でした
苦しかったはずです
今、入院治療をしていただいています
保護当時、推定1歳だったハラちゃん。今は、9歳かな
受入れ時、依頼者の若い女性から言われた
「里親が見つからないなんて、そんな無責任なこと聞きたくない。努力するのが当たり前でしょう!」
保護したけれど置き場所がない、すぐに来てほしい、の連絡で夜遅く大型ケージをもって駆け付けました。その後、面倒見られないから引き取ってと言われ「必ず里親が見つかるとは限らないけれど」と伝えたときの、言葉
活動に携わってまだ1,2年。協力病院もなく、ノウハウも何もなかったころ
子猫たちで精いっぱいだった。断ったけれど引き下がってくれず、一大決心で引き取りに行きました
後の大変さは、想像以上! でも、何とか安心させたくて必死でした
そんな時流れてきた依頼女性のSNS。渡した直後、飲み会ではしゃいでる姿でした
それから8年半、本当にいろんなことがありました
ハラちゃんには私の家しかない。どんなに大変でも、彼は家族です
膝にのって目をつむる
「苦しいよ、撫でてよ」
聞こえる気がします
いっぱい撫でるよ、いつも一緒にいられなくて、独りぼっちの部屋でごめんね
彼はもっと幸せになれたはず、預かり数がもう少し少なかったら…
後悔ばかり
保護活動の現場、現実です
多くの皆さんにお願い
1匹でも、受け入れて愛情を注いでいただけませんか?
事故を見たら、放置しないでいただけませんか?
ハラちゃん、暖かい部屋と、おいしいご飯、撫でる手と乗っかれる膝
用意して待ってるね!
#保護猫 #入院
ハラちゃん、暖かい部屋と、おいしいご飯、撫でる手と乗っかれる膝
用意して待ってるね!
#保護猫 #入院