5月3日イベント真っ最中の一報
「下呂で3匹の赤ちゃん猫が役所に持ち込まれました!
まだ目が明いていません!」
役所の方も、ミルクを買ってきたりしてケアをしていただいている様子。
岐阜県には、昨年発足のミルクボランティア制度があります。
これは、保健所に持ち込まれて、処分される猫の圧倒的多数が子猫だからです。
保健所では、治療をする、積極的な治療をする、ということができません。
普通のごはんが食べられない乳飲み子は、衰弱死するしかない・・・
それを減らさなければ、どんなに頑張っても殺処分数は減らないんです。
国の方針は、殺処分数を減らす方向。
でも、現場にはカバーする体制がありません。
そこで、一般の力をつのり、ミルクボランティア制度を立ち上げました。
これは、岐阜市には以前からある制度です。
ボランティアは、普通のごはんが食べられるまで自宅で育て、その後は、保健所や美濃市にある愛護センターで里親募集をします。
ただ、このボランティアが集まっていない!!
知らない方もまだまだ多いと思います。
研修を受け、登録をしますが、登録のない保健所では、結局衰弱死化殺処分が行われることになります。
今回は下呂での依頼。
でも、飛騨保健所下呂センターにはボランティア登録がありません。
ただ、その名が示すように、下呂センターは飛騨保健所(高山市にあります)管内です。
飛騨保健所管内での登録は、今のところもふっこひだのみのようで、私たちの所にやってくる・・・と準備を始めたのですが・・・
役所の何らかの事情で、下呂センターには手を貸さないという判断がなされました。
乳飲み子の保護は、もちろん一刻を争います。
なにせ、2~3時間おきの授乳が必要だったり、保温など適切な処置が必要だから。
すったもんだしている暇はない!!
現場の、下呂市役所の方は頑張っておられる・・・
なのに、その先に進めない💦
意味不明('_')
ミルクボランティア制度には、初期に必要な物品提供がありますが、そんなことを言っている暇はない!!
「もふっこひだが直接引き取ります!!」
殺処分を無くしたいのか、ミルクボランティア制度を成功させたいのか
はたまた、絵に描いた餅なのか???
疑問だらけですが、最優先は命です!!
速攻で引き取り、かわいらしい3匹がやってきました。
健康状態は悪くないので、お母さんの元から誘拐されたのかな?
ここで、みなさんにお伝えしたいのは、
”母猫から早く子猫を奪うと、次の妊娠が速くなる!!”
という事実。
増えるから、とすぐに見つけると捕まえてきて処分しようとする人がいますが、逆効果!!
しかも、お母さんは、おっぱいが張りますし、必死で子猫を探し回ります。
猫の情はとても深いんですよ??
奪う人も、体制を作りながら実働しない状況も・・・
なんとも情けないエゴであることか(怒)
こうしたことは、関わってしまった多くの人を傷つけ、混乱させます。
つくづく、まだまだ、野蛮なこの国?この地方?
せっかく立ち上げたミルクボランティア制度
真剣に運用してほしいものです。
そして、一人でも多くの方にご参加いただきたいです!
さらに、そんな制度が稼働しなくても良いように、不幸な命を生み出さない、不妊手術の徹底を広めていかなければなりません!!
どうか皆さんの理解と、拡散をお願いしたいです<m(__)m>
ちびちゃんたちの情報は、また、ご報告しますね(=^・^=)
元気に育ちますように、応援お願いします!
#子猫 #乳飲み子 #保護猫