手術をしていない猫たち、今は、出産シーズン真っただ中です。
一番心配なのは、捕獲したのが、赤ちゃんのいるお母さんだった場合。
手術前後の数日間、お母さんなしで過ごすには、
＊生後１か月以上たっている
＊餌やりさんがいる
＊安全で保温できる居場所がある
の条件が必要です。
この配慮なしに捕獲してしまうと、子猫たちは帰ってこないお母さんを待ち続けながら亡くなってしまいます。
助けたくてやっている活動が、悲惨な結果を生む、これだけは何としても避けなければなりません。
猫達の手術は、出産することへのペナルティーではありません。
嫌われることなく、共生するためのやむを得ない方法なのです。
生き物の大切な機能を勝手に奪う、その体にメス入れる、
その重みをしっかり受け止めながら、行わなければなりません。
今回も子育て中のお母さんがいました。
子猫たちは保護又は、餌やりさんがしっかりホロー。
何とか無事終了することができました。
女の子は、「左耳カット」
男の子は、「右耳カット」
左右のルールは、途中から浸透したもので、ずいぶん前に行ったものは、どちらか統一されていないこともあります。
それでも、耳カットのある猫を見かけたら、
手術を受け、一代で終わる大切な命を懸命に生きている
ということを理解してほしいんです。
ご飯をあげても増えません。
たった数年の命です。
その間、少しの安全な場所を貸していただけませんか？
少しのご飯を分けてくれませんか？
真夏に水を分けてもらえませんか？ 側溝や地下に水が通るようになった社会は、他の生き物が水を飲む場所さえないんです。
激しい気象状況で危険もたくさんです。
どうか、のんびりと猫が眠れる
そんなやさしい社会になりますようにm(__)m
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