もしも犬や猫にかまれてしまったら、大変です!
猫は100%パスツレラ菌を保有しているので、人側の免疫力が低下している場合などには命に関わることもあります。
他にもTNRや放浪犬などに関わっていると、狂犬病(発症後致死率100%)やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)(同30%)の危険性が増します。
万が一かまれてしまったら、以下のように対処してください。
決して軽く考えないように!
①直ぐに流水(温水でもOK)で、絞り出すように洗う
体内に入ったり付着した菌を洗い流す!!
**最重要**
痛くても、血も肉もあきらめて洗い出してください
普通の消毒薬などは効きません、とにかく洗いましょ
②きれいな布で巻いて、ひどいときは病院へ
注射、点滴に通う、なんてこともあります
③もし手元に、ゲンタシン(ゲンタマイシン)軟膏があれば使ってください。
普通の傷薬は効きません
④病院では残念ながら、保護猫、預かり猫、ボランティア中、などは、健康保険対象外で全額実費になります。
ですが命には代えられませんので、病院へ行きましょう。
猫のかみ傷は、普通の薬が効かないみたいです。
おまけに、ものすごく腫れて痛みます。
酷いと治るまでに数か月かかります。
このくらい、と軽く考えず、適切な対応を丁寧にしてくださいね!
ちなみに、もふっこひだのスタッフの実体験です👇
猫にがっつりかまれてしまったけれど、無理に引き抜かず、離してくれるまで待ちました。
おかけで見た目は穴が開いただけ。
なので軽く考えて放置してしまいました。
連休中だったし、スケジュールもいっぱいだったし。
そうしたらその後、息もできないほどの痛みが。
パンパンに腫れて、2日後に救急外来に行って叱られました。
結局右手が使えず、痛みで寝ることもできず、3か月たってようやく包帯が取れた時は指も動かせませんでした。
リハビリをしてやっとで字が書けるまでに半年、いまだに握力は戻りません。
その後、両手足をめちゃくちゃにかまれて数針縫ったときは、散々洗ったおかげで1週間で治りました。
かまれたあとの対処でこれだけの違いがあります。
ほんとに大変だったそうなので、ご参考までに!
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最近、保護猫がいっきに増えたので預かる場所がありません。
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