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ふたばあちゃんの日常

16歳の柴犬、双葉(ふたば)です
親しみをこめて「ふたばあちゃん」と呼んでいます
一日のほとんどを寝て過ごしています

目が覚めたタイミングで外に連れていくと自力で排せつできます

ご飯はふやかしたカリカリと缶詰
食欲はあるんですが、自力ではうまく食べられない、座らせても力がなく倒れちゃうので、両足・左腕で支えながらスプーンで食べさせます
本人はガツガツ食べているつもり、だけど一部の歯がないので隙間からフードや水がこぼれちゃう💦
新聞紙を敷いておかないと大変なことになってしまいます
食後はまた夢の中へ
目が覚めたときにうまく起き上がれないと介護要請が入ります
「ウォーン!だれかー起こしてー」
昼夜関係なくヘルプが入るのでそのときは起こしてあげないといけません
介護はとてつもなく大変だけど、双葉が快適に過ごせるようにがんばっています
おそらく譲渡も見込めないため、終生飼育になるでしょう
ひどいところで生まれ育ったから最後は幸せに過ごしてほしい
これから犬や猫やほかの動物を飼う方、介護状態になってしまっても最後まで面倒を見られますか?
もし自分で面倒を見られなくなった場合、動物たちのあとを託せる方がいますか?
想像してみてください
人間も誰でも年をとります、病気や怪我もします
あなたがいなくなったら、お世話できなくなったら、この子たちはどうなるのか・・・
悲しいことに、お一人暮らしの方が亡くなられて、動物たちが家に残されているということが本当によくあるのです
双葉は柴犬の多頭飼育崩壊から保護しました
「柴犬が10匹いるんですが、家を手放すので引き取ってほしい」
ヘルプは飼い主の息子さんからでした
若い子から高齢の子まで雄雌半々で10匹
年齢のバラツキといい、なんとなく違和感を覚えつつ・・・
現場確認に行きました
飼い主であるお父さんは、病気で自宅にはもう戻れません
犬と一緒に生活していたといいますが・・・
家屋解体の為、息子さんが一生懸命片付けている真っ最中
それでも・・・
信じられない光景でした
短い鎖で床に固定してある環境
糞尿の上に座り、身動きもできない・・・
まずは、安心して暮らせること
医療をかけること
保健所とも相談の上、いったん全頭を保健所に
殺処分を避けるため、他の地域の保健所や、愛護センターにも受け入れを打診してくれました
飛騨保健所には、10頭のキャパはないんです
でも、どうしても状態の悪い子の受け入れ先がありません
そこで、最も症状の重い3匹を私たちが引き受けることにしました
その中の1匹が双葉です
16歳の静かなおばあちゃん
心臓疾患あり
目はほとんど見えていない
耳もあまり聞こえていない
軽い認知症
足腰フラフラ
歯も全然足りない
とにかく今までの分も、幸せにしたい!
どうしても伝えたいこと!!
それは、
<彼らは人間と同じ命や、感情を持つ生き物です。品物ではありません!>
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